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都市のイベントを支える:「とっておきの音楽祭」に参加して

2010/06/18 金 19:32 | 投稿者地域構想学科スタッフ
 6月6日(日)、地域構想学科1年生を対象としたキャンパス外実習(担当教員:菅原真枝先生、増子正先生)の一環で、「とっておきの音楽祭」にボランティアスタッフとして参加しました。今年10周年を迎えた「とっておきの音楽祭」は、仙台で始まり、現在では宮城県だけでなく福島県や山形県など、県外にも広がりを見せている大規模なイベントです。今年も仙台市市民広場を中心に、勾当台公園や仙台メディアテーク、定禅寺通りなど様々なエリアで24のステージが準備され、各バンドが熱い演奏を繰り広げました。このイベントの主な目的は、障害のある人もない人も一緒に音楽やダンスなどを楽しみ、音楽の力で「心のバリアフリーを目指そう!」というものです。今回は地域構想学科からは1年生と3年生の30名ほどが、ステージ運営、グッズ販促、エコステーションチーム、警備&クリーンなどのボランティアとして、イベント運営のお手伝いをさせていただきました。
 私は市民広場・円形公園で、ステージ運営と募金の呼びかけ、観客へのパンフレット配布を担当しました。ここでは、ボランティア活動以外のとき、各バンドの演奏をステージの間近で見ることができました。障害者グループのダンス発表のときなどは、一緒にダンスをして楽しんでいました。そのときに、このイベントの目的を象徴する光景を見ることができました。私たちボランティア5〜6名がステージと一緒に踊っていたところ、近くでそのステージを見ていた他の子どもたちも一緒になって踊りはじめました。その様子は、障害者や健常者、出演者や観客といった垣根を越えて、音楽を通じて会場全体が一体になれることを表していました。
 楽しい時間はあっという間にすぎ、気がつくと最後のグループの番になっていました。最後のグループは、障害児のダンスグループでした。私はこのグループの子たちとステージに向かう直前まで会話していたのですが、緊張を隠しきれない様子だったので、ハイタッチをして「頑張って!」と声をかけてステージに送り出しました。本番ではみんな笑顔で、見ている私も自然と笑顔になるくらい元気なダンスを披露してくれました。ダンスが終わりステージから戻ってきた彼らを拍手と握手で迎えると、安心したのか緊張が解けたのか、彼らはぽろぽろと涙を流して泣き始めてしまいました。慰めていたところ、彼らの先生が来てしまったのでそこでお別れとなってしまいましたが、一生懸命に頑張る彼らに出会えたことは忘れません。
 今回、初めてのボランティアで不安を抱えての参加だったのですが、活動を終えて思うことは、不安なんて抱える必要はなかったということです。日常生活の中であまり関わりを持つことのない障害児との交流、ボランティア内での幅広い年代との交流、ひとつの活動を裏方から支える喜びなど、沢山のことを経験することができました。この「とっておきの音楽祭」に参加したことをきっかけに、これからも多くのボランティア活動に参加していきたいと思います。

地域構想学科1年 齋藤陽香(仙台向山高等学校)、鈴木慎之介(仙台工業高等学校出身)

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